【SDガンダム クロスシルエット】白いザクⅠを初心者がシャア専用に全塗装!?

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注意!!

この記事はガンプラに詳しい人が書いているわけではありません。 これから学んでいく入門者が書いています。 悪意を持って嘘を書くことはないですが、単純な間違い、知識不足による誤情報、個人の好みなどによって、役に立たない内容が含まれていると思います。

そういう視点からの記事であることを踏まえて読んでください。

今回は前回組み立てたクロスシルエットのザクⅠに色を付けていきます。

ジオンの白いやつです。

うちは塗装なしでガンプラを作る縛りでして、今回はあくまで応急処置的な対応なので断じて塗装ではありません

ついでに気になるパイプとかも削っていきますがこれも決して改造ではありません

ノーカンというやつです、ノーカン、ノーカン。

クロスシルエット版ザクⅠについておさらい

ザクⅠはジム同様、【SDガンダム クロスシルエット】のオプションパーツについてくるオマケ?付録?的なキットです。

ザクⅠの場合は、【シルエットブースター2】と【ザクⅡ】の2キットが最低必要になります。

ここで問題になるのがシルエットブースター2のカラーバリエーションです。

ジム用のシルエットブースター【1】の方は白・グレー・緑・赤と4色のカラーバリエーションがあったため、なんとなーくジムカラーに寄せることも可能だったんですが、ザクⅠ用のシルエットブースター【2】は

なんで白1色しかないねん!!

そのため、そのまま組み上げるとこんな↓ことになります。

さすがにかわいそうなのでなんとかしてあげたい。

どこまで手を入れるかを決定

僕はガンプラガチ勢ではないので、「いかに手を抜いてそれっぽくするか」をコンセプトに考えていきます。

どうせ何をやったって真っ白ザクよりは改善されるんです。 テキトーでOK。

塗装の範囲の決定

まず最低限、白い部分にザクの緑を乗せなきゃいけないんですが、写真の○の2箇所。

実際のザクⅠでは同じ色が使われています。

素人の僕に色が合わせられると思いますか?

塗装経験は25年くらい前に筆でぺたぺたやった一度きりなので絶対に無理です。 両方を同じ色で塗った方がまだマシな仕上がりになるでしょうきっと。

じゃー腕だけ全部?胴も全部?と考えていくとどんどん範囲が拡がっていき、

最終的にフレームなどを除いて全部塗ることになりました。

塗装の色の決定

全部塗装するとなると別に量産機カラーじゃなくても良いわけです。 そこで真っ先に思い浮かんだのが

黒い三連星カラー!!

黒い三連星用のザクⅠキットも出てるみたいですがこの色ではなくて、ザクⅡの方のカラーというか、ギレンの野望版の配色がめちゃくちゃ好きなんですよね。

さっそくこの色の塗料をいろいろ調べてみましたが「○○○の何番の塗料だよ!」って僕でもレベルで紹介してくれてるのがなくて、「説明書には確実に色書いてんのになクッソー」と唸っていたところ思い出したのがコレ↓。

HGのオリジン版 シャア専用ザクⅠです。 こちらのキット、つい先日の2021年7月29日に再販がかかったところで、欲しがってた友人がその日に買いに行ったけど未入荷で買えず、翌日に行く僕に

山田さん!もし見かけたら確保してもらえませんか!

という流れで今、我が家にいるんですよこの子。

この中の説明書を見れば色に悩まなくてすみます。 友人にことわりを入れて見せてもらって、シャアカラーにすることになりました。

シャア専用ザクⅠにはもうひとつザクⅡにかなり近いバージョンもあるんですが、僕はこっちのプロトタイプっぽい感じが好きなのでこっちのカラーリングを採用します。

そっちにしたらまた塗料調べるのめんどくせーしな!

このパイプ、めっちゃ気にならない?

ザクⅡの両足側面についているこの↓パイプです。

これはザクⅠ時代にはないものです。 たぶんこれがあるとザクⅡ感がすごい出てしまうと思うんですよ。

パイプの構造をよーく見てると、割と簡単に削除できそうだったので、コイツは取り除きたいと思います。

シールドはどうする?

オリジンザクは、その後のガンダムにはあまり登場しない形状のシールドを装備しています。 ロープレっぽい感じのやつ。

ところがザクⅠ用として用意されている盾はこういう↓感じのやつ。

あまりにザクⅡ感があるのでとても気に入らないです。

「盾…タテ…たて…」とまるでギャン子のようにぼやきながら、ちょっとどうにかしようと考えます。

ザクⅠ改修計画詳細

それでは自分の改修マニュアルがてら、各部位をどうするか、細かい部分を決めていきます。

使用するオプションパーツ

まずはザクⅠに必須かつ選択肢のないシルエットブースター2とザクⅡ。

ここにグレーのクロスシルエットフレームを追加。 グレーを選択したのは未塗装でいい感じに見えてもらうためです。

次に大腿部パーツ用にシルエットブースター1のグレー。 同じくグレーを選択したのは、ここ↓の関節部分を両方とも未塗装でグレーに統一するためです。 大腿部は塗装します。

前回やったブルジョア仕様ではここからさらに、上腕部のためにCSフレーム緑、手のためにガンダムキットを追加しましたが、今回は両方とも塗装するので不要です。

以上合計、定価計算で2,860円になります。

今回は塗装して本組みになるのでザクⅡとCSフレームグレーは以降流用不可になります。 シルエットブースター2とシルエットブースター1グレーも一部パーツ欠損。

組み上がったフレームはこんな↓感じ。

基本はCSフレームグレー。 大腿部だけシルエットブースター1のものに交換しています。

使用する塗料

購入した塗料はこの4つ。 サーモンピンク、あずき色、ネイビーブルー、ダークブレー。

HGキットの色指定には「サーモンピンクにライトブラウンを20%混ぜる」みたいに書いてあったんですが、

混ぜる!?20%!?どうやって!?

となったため、単色のまま使います。

色がおかしくても白ザクよりは絶対にマシになるやろ。

上のリンクは全て水性塗料で統一したもので、あずき色とネイビーブルーは僕が使ったものと異なります。

素人が初挑戦した経験上、トライするなら水性塗料の方がいいと思います。 アクリル系?みたいなのは匂いがすんげーのと、マスクとゴーグルしてても目と頭が痛くなりました。 塗った感じも塗料の伸び?がよくて操作しやすかったです。

ただ、僕が使ったものとは異なるため、今回の写真とは違った色になる可能性はあります。

頭部の塗装

頭部は内側のモノアイ部分(黒いパーツ)を除いて、全てサーモンピンクで塗装します。

裏返すと内側がけっこう見えるので、見える範囲を確認して内側も塗装します。 顎先も少し見えるのでここも裏側を塗装。

胴体の塗装

胴体は3パーツで構成されていて、まず前面。

基本はあずき色で塗装し、中央の部分だけサーモンピンクで重ね塗り

背面↓は全面あずき色で塗装。

ランドセル↓はサーモンピンクで塗装。

バーニア周囲の黒は残したいのでそこは避けます。 キレイに塗り分けできる気がしないので、バーニア周囲の平面も未塗装にして簡易な塗り分け。

バーニア内側はバーニア用に買っていた銀で塗装し、はみ出た部分は後で削ります。

バーニア塗装も塗装ではないのでノーカンです。

両腕の塗装。

まずは肩パーツ。

両方ともサーモンピンクで塗装。 右腕用のパーツはCSフレームの差し込み部分が露出するので、フレームにはめた状態で塗装します。 左はショルダーアーマーで隠れるので気にしない。

次に左手用のショルダーアーマー↓。

全部あずき色。 ここは縦に合わせ目が走っていたので合わせ目処理に挑戦しました。 2回目の挑戦で、前回の反省を活かしてそこそこ満足。

飛び散ってる粉末が頑張った感でてるでしょ。

続いて上腕部↓。

ここはCSフレームをサーモンピンクで塗装します。 関節部分のグレーはキレイに出したいので、はみ出た場合は後で削ります。

お次は前腕↓。

全てサーモンピンクで塗装。 合わせ目ができるので、先に内側の見える部分を塗装し、表面はCSフレームにはめた状態で塗装します。

最後に手↓。

基本はネイビーブルーで塗装し、手の甲の装甲部分はサーモンピンク。

スカートの塗装

スカート部分は全面あずき色で塗装します。

左右に合わせ目ができるのでフレームにはめた状態で塗装してみます。

塗料でどれくらい合わせ目が消えるのか実験。 隠れやすい部位なので合わせ目処理は行いません。

脚部の塗装

まずは大腿部。

ここは上腕と同じくCSフレームをサーモンピンクで塗装します。 盛大にゲート跡が残っているのでデザインナイフで凹凸は消しておきます。 ヤスリはコスパ的にやりません。

お次は下腿部↓。

緑のパーツも黒のパーツも一括であずき色で塗装しましたが…。

今見るとサーモンピンクが正解ですね…。

内側がけっこう見えるので先に内側を塗装後、フレームにはめて表面を塗装します。

パイプの削除結果はこんな↓感じになりました。

パイプの3つある関節のうち、上2つは接続面積が少ないので根元をニッパーで切り、関節に刃を入れるとぽろんと取れます。 最下部はけっこうがっつりくっついていましたがニッパーで切れました。

刃こぼれしてないか心配…。

削除面の処理が呆れるほどに酷いです。 疲れてきていて形成しただけで研磨するの忘れてました。

最後に足↓。

緑の部分を外して緑の部分だけサーモンピンクで塗装します。

シールドの作成と塗装

まずはザクⅠ用のシールドを加工してそれっぽい形状にしないといけません。

オリジンザクのシールドはけっこう湾曲がありますが、付属のシールドは薄く、あまり湾曲させられそうにありません。 角をそこそこ落として「脳が湾曲してることを認識してくれればいいなー」みたいな感じでやってみます。

後は上部に湾曲と、下側をツノっぽい構造になるよう削ってこんな↓感じ。

下側は中央部分がかなり薄く、やむなく斜めに削っています。 もう限界ギリギリで、よーく見ると一部透けています。

お次は持ち手のジョイントを移植します。 ザクⅠ用のシールドのスパイク部分↓から持ってきます。

ニッパーで割と簡単に切り出せました↓。

ほどほどに形を整えてシールド内側に接着剤で固定↓。 処理がかなり雑ですが、内側で見えないので問題ないと思います。

ダークグレーで塗装後、シールド表面に、RGズゴックの余ったデカールを貼る予定。 運よくシャアのパーソナルマークが残っていました。

上の写真みると分かりますが、盛大に削ったくせに仕上げ研磨を忘れています。 これは塗装後にも分かるほど跡が残ります。

もうこの頃は疲労が限界。

塗装後の各部位を確認

こんな↓感じで、なんかそれっぽい器具を使って全パーツ塗装しました。

この辺の雑な写真の撮り方が、

自分はほんとレビューア向いてないなと思います…。

頭部の内側の確認

頭頂部内側も顎先も、内側の白い部分はちゃんと塗装できていました。

胴体部の塗り分けの確認

胴体前面はあずき色を基本に中央だけサーモンピンクで塗装予定でした。

全面をあずき色で塗装後、YouTubeとかで皆さんが使ってるマスキングテープなるもの↓を使用。

動画で見たような丁寧な貼り方にならず、すんげー雑…。

失敗の気配がします…。

サーモンピンクを重ね塗り↓。

恐る恐る剥がしてみると…。

おそらく毛細管現象で想定より遥かに広い範囲にサーモンピンクが漏れ出ています。

しょうがないのでこの後、あずき色で上塗りしました。 構造上、塗り分けがしやすかったので、マスキングテープとか使わずに普通に塗り分ければよかった。

下手くそのマスキングテープは使わない方がマシ!

1個、(自分の)後学のために書いておきたいのが、今回のように広範囲に拡がった場合、拡がった部分はマスキングテープで覆われているので塗った場所より乾燥に時間がかかるようです。 すぐに修正しようとせず、漏れ出た部分もしっかり乾かしてから修正作業に入るように(そこのオレ)。

バーニアの塗り分けの確認

そこそこ満足のいく出来。

バーニア周囲の平面まで攻めると絶対に毛細管現象でバーニアの淵にぐるっと塗料が流れ込むと思ったので日和りました。

バーニアの内側も淵がキレイに出せてないですが、遠目に見るとかっこいのでまぁいいでしょう。

肩部の合わせ目の確認

まず右肩。 ここはH状の溝でCSフレームと接着するので未処理だとこの↓ようになります。

仕上がりはこんな↓感じ。

かなり厚く塗料をもったので、とりあえずフレームのグレーは見えなくなりました。 中央がちょっと凹んでいますが、まぁこんなもんでしょう。

続いて左肩↓。

ショルダーアーマーの合わせ目処理をした部分です。 ほぼ初挑戦にしてはけっこうキレイにできました。

どちらかというと塗料のムラの方が気になります。

手の塗り分けの確認

まず指部分のネイビーブルーなのですが、ガンダムのキットから持ってきたようなものすごい綺麗な発色です。

ピンボケしてますがなんとなく分かってもらえるんじゃないかと。 手のパーツが欲しい時は「ガンダムのキット買い足せ!」と言ってきましたが、ネイビーブルーで塗装するのがベストな選択肢かもしれません。

続いて手の甲。

塗り分けは問題なかったんですが、

塗る色を間違えましたッ!

サーモンピンク予定があずき色で塗ってしまっています。 ですが組み上がってみるとサーモンピンクとあずき色のそれほどコントラストがなかったため、あまり気になりません。

脚部の塗装の確認

まず大腿部。

シルエットブースター1のザク用パーツを使った部分で、つるんとした表面のおかげか、恐ろしくキレイに発色しています。 ゲート跡はちょっと残ってしまいました。

続いて下腿部のパイプを削除した部分。

ここはヤスリがけを忘れたので「何かした跡があるな」というのは分かりますが、それほど目立ちはしません。 むしろ色を間違えたことの方がショック。

シールドの仕上がりの確認

まず、削りまくったのに研磨を行わなかったので表面がかなり汚いです。

そこへ疲労困憊からの雑なデカール貼り。

位置も角度もずれててこれはひどい。

持ち手の装着↓は想定通り。

ただ位置が悪く、もうちょっと下に取り付ければよかったかなと。

全体の確認

全体を見てみると、サーモンピンクとあずき色に思ったほどコントラストがなかったなと…。

これはおそらく「混ぜてね」と指定されていた塗料を混ぜていないせいじゃないかと思われます。

あとは、本来はあずき色じゃないのにあずき色を塗ってしまった手甲・下腿のせいであずき色の面積が広くなってしまって、胴体のあずき色が目立たないのもあるかもしれません。

ひと手間加えるならあずき色に指定通り黒を混ぜとけばよかったなと。

ザクⅠをカッコ良く撮影!

さてさて、あんまり良い仕上がりではなかったものの、最初のコレ↓よりは明らかにザクⅠしているので、下手くそなりに一生懸命ポージングさせていきます。

あ、そだ。

今回、スタンドにシャア専用のものを使っています。 シャアカラーに塗装したのと、誕生日にもらったのでお披露目をかねていますが、そのせいでものすごい目立ちます。 撮影用にはあまり向かなかったなーと。

このスタンド、ものすごい気に入っているのでまたどこかで紹介したいです。

マシンガン装備

マゼラン…だったかサラミスだったか撃沈時のイメージ。

シールドの傷がちゃんと?確認できますね…。

シャア専用ザクⅡとの比較↓。

一応オリジン版のカラーリングを目指していたのでだいぶ色合いは違います。

こっちのがザクⅠのポーズいいな…。

ヒート・ホーク装備

せっかく作ったシールドを目立たせようと、説明書にあったヒート・ホーク装備のポーズ。

かなり下手くそ。 ポーズもダメだし、モノアイの位置調整もしてない。

おまけ:クスィーガンダムごっこ

もうポージングに参考資料も不要になった恒例のクスィーガンダムごっこ。

クロスシルエットでクスィーガンダムごっこしたいならシルエットブースター1だからね!

色はグレーを選ぶのが安全だと思います。

クロスシルエット

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