注意!!
この記事はガンプラに詳しい人が書いているわけではありません。 これから学んでいく入門者が書いています。 悪意を持って嘘を書くことはないですが、単純な間違い、知識不足による誤情報、個人の好みなどによって、役に立たない内容が含まれていると思います。
そういう視点からの記事であることを踏まえて読んでください。
今回は【RG リアルグレード】の「トールギス」を作ります。
トールギスはアニメ「新機動戦記ガンダムW」に登場するモビルスーツで、 2018年4月にRGでキット化され、定価2,750円(税込10%)。
2021年9月現在、RGブランドで発売されているトールギスは3種類あります。
バージョン | 発売日 | 値段 |
---|---|---|
EW版 | 2018年4月 | 2,750円 |
TF版 | 2018年10月 | 6,820円 |
アニメ版 | 2020年6月 | 2,750円 |
「EW」というのはガンダムWの劇場版「Endless Waltz」のことで、EWではアニメ後期機体のデザイン変更が行われました。 それと同じような感じで、プラモ用にトールギスもデザイン変更が行われたようです。 全身がほぼ真っ白になってます。
「TF版」というのは「チタニウムフィニッシュ」のことで、以前作ったMG νガンダムと同じように最初からリッチに塗装されたバージョンです。 カラーリングはEW版と同じ。 一般販売はされておらず、プレミアムバンダイ限定。
アニメ版は僕らがアニメで見た普通のトールギスです。 こちらも一般販売はされておらず、プレミアムバンダイ限定。
いやいや、バンダイさん。
EW版とアニメ版が逆とちゃうんかいッ!!
RX-78で言えば「G3ガンダムが一般販売」「普通のガンダムが限定販売」みたいなもんですからね。 そりゃG3も欲しいけど、まずは通常版を一般販売やろと。
まぁ、それはさておいて。
僕はアニメ版が欲しかったんですが、限定販売となると当然プレミア価格になっていまして、Amazonでそれぞれの値段を調べると次の通りでした。
(2021年9月4日調べ)
バージョン | 値段 | 差額 |
---|---|---|
EW版 | 3,980円 | +1,230円 |
TF版 | 10,600円 | +3,780円 |
アニメ版 | 8,981円 | +6,231円 |
なんと3倍以上の値段!
限定品に関しては僕は転売とは捉えていないので買ってもOKなやつですが、さすがにこんなに高いと買う気が起きません。
というわけで今回は、
- EW版トールギスをアニメカラーに塗装し直す
- ついでにチタニウムフィニッシュっぽく塗装してみる
の2本立てでお届けします。 同じことしたい人もいるかと思うので、どのランナーのどのパーツをどの色に変更、みたいなのもまとめます。
いつもの如く、仕上がりの良さより手軽さ重視なのであしからず。
あと、追加の実験として、ランナーのまま塗装するとどうなるか、というのも試してみます。
1個1個塗装するのめんどくさいんです。
オレよりめんどくさがりの人向け
クレオスのグランプリホワイトとブラックのスプレーを買ってきてください。
んで、ランナーAのコレ↓。
と、ランナーD1のコレ↓。
白にグランプリホワイト、黒にブラックをぶわーーーーって振りかけて終わりです。 両方光沢スプレーなので、白パーツの光沢感とも合うんじゃないかと思います。
試してないので仕上がりの保証はできないですが、少なくともEW版よりはかなりアニメ版に近付くはずです。 両方独立した色なので、ここだけ多少色が違っても問題ないです。
もうちょっとめんどくせーことに付き合える人は次へ進んでください。
カラー変更箇所の確認
EW版の説明書のカラーリングを見るとこんな↓感じ。
アニメ版と比べると、全体的に白い部分が増えてるのと、黄色のアクセントが増えています。
これをベースに、プレバンのアニメカラーと見比べながら変更箇所を調べていきます。
ざっくりと、黄→白、白→黒、です。
黄色パーツの色変更
黄色パーツのうち、以下のパーツを白に変更します。
ランナー | 番号 | 部位 |
---|---|---|
A | 15*2 | 下腿部の裏打ち |
A | 16*2 | バックパックのウィング |
A | 17*2 | 前腕の縁 |
A | 18 | 腰部中央の裏打ち |
D1 | 1*2 | 肩部の裏打ち |
D1 | 2 | シールドの縁 |
D1 | 3*2 | バックパックの裏打ち |
白に変更としてますが、ほんのり灰色がかった色みたいです。
残ったランナーD1の4~7は黄色のまま。
白パーツの色変更
バンダイの画像から判断できたのは、ランナーAの1~8、10~14、20~21を黒に変更です。
不思議とランナーAばかり。
ランナーAの白い部分は1~14番、19~21番。 残ったのは9番と19番。
9番は胴体の上下をつなぐジョイントで、パーツを見てると表から見えることを微妙に想定してそうな部分↓があります。
念のため塗っておいた方がよさそう。
19番は腰部背面のこの↓位置のパーツ。
バンダイサイトのアニメカラーではここは白。 実際にガンダムWのアニメを見て、9話と10話でトールギスの背面を確認すると、同じく白。
でも、ですね。
黒に変更するパーツをランナー上で囲うとこんな↓範囲になります。
この流れで9番と19番だけ白にするとかある?
アニメカラー版は、開発コスト的にランナーAの白い部分を全部黒にしたんじゃないかと思うんですよね。
デザイン的にも、腰部側面のアーマーは表が白で黒の裏打ちになっているので、背面も同じ配色になってもおかしくはないはず。
というわけで、ランナーAの白は全部黒に変更します!
これは僕の越権行為なので、バンダイサイトやアニメ再現を重視する場合は、少なくとも19番は白のままにしてください。
まとめると、ランナーAの変更箇所はこう↓。
ランナーD1の変更箇所はこう↓。
これでEW版トールギスをアニメカラーに出来るはず。
たぶんね、たぶん。
こうやって見ると、2018年に発売されたEW版なのに、2年後に発売するアニメ版を見越したかのようなランナー設計ですね。
チタニウムフィニッシュモドキの色の決定
せっかくなので、RGで発売されているトールギスのいいとこ取りをして「アニメカラー」かつ「チタニウムフィニッシュ」にします。
僕は初心者なのであくまで「モドキ」ですけども。
今回は下地のシルバーを別実験で見つけた色にします。 タミヤのシルバーリーフという色で、非常に明るい銀色です。
白パーツの色
予定外だったんですが、このトールギス。 ちょっとブルジョアキットだったようで、ランナーC1(C2はありません)、E1、E2がこんな↓風に、ちょっと光沢のある白になっています。
他に白く塗り直すパーツがあるので、僕は色を合わせられないからこいつらも全部塗り直そうかと思ったのですが、黄色パーツを白く塗り直す部分はこれとはちょっと違うグレーがかった白なんですね。
なのでランナーCとEはこのままの色を活かそうと思います。
(訳:出来るだけ塗装を減らしたい)
黄色パーツを白に変更する色は、別の実験で試した「黒→銀→グランプリホワイト」のこの↓色を使おうと思います。 白パーツの色とも適度にコントラストがあるのでOKでしょうたぶん。
黄色パーツの色
黄色はチタニウムフィニッシュキット感を出すためにゴールドにします。
色は真ゲッターの時に作った「シルバー→ゴールド」のこの↓色。
もうちょっと明るい黄色にしたいんですが、今のところ算段がたっていないのと、トールギスの黄色の周囲は真っ白なので、もうちょっと明るく見えてくれるんじゃないかなーと淡い期待。
赤パーツの色
トールギスのトサカの部分の色ですね。
νガンダム チタニウムフィニッシュに入っていたこの↓色にしたいんですが…。
今のところレシピを見つけれてなくて、下地シルバーの上に新しく買ったクレオスのモンザレッドを乗せてみようと思います。 周囲の色的に、赤っぽい色ならそんなにおかしくはならないはずなのでぶっつけ本番で。
黒パーツの色
黒…と言っても3色ありそうで…。
まずランナーが紺色っぽい黒と、グレーの2色あります。 それプラス、白パーツを黒く塗り替える3色。
バンダイサイトのチタニウムフィニッシュを見ていると、紺色ランナーは真ゲッターの時のこの↓色が近い感じがします。
クレオスのシルバーに、タミヤのダークブルーを乗せた色です。
フレームなどに使われているグレーのランナーは、新しく買ったタミヤのメタリックグレイの発色実験に使いたいと思います。
最後に、白を塗り替える色は主にバックパックで、色味のない黒に見えるので、シルバーの上にブラックを乗せようと思います。
盾のデカール
これは塗装じゃありませんが、アニメカラーのシールドにはEW版とは明らかに異なるエンブレムが入っています。
Illustratorでテキトーにポチポチして、それっぽい色、チタニウムフィニッシュに似合いそうな色、その中間、の3色を微妙なサイズ違いで印刷して、塗装後のゴールドの発色を見てどれにするか決めたいと思います。
用紙は自作デカール用のものです。 僕が使ったのはレーザープリンタ用で、インクジェット用もあるみたい。
使い切れるか心配でしたが何だかんだでけっこう使ってますねこれ。 あると便利。 下地が白じゃないと使えないので注意。
塗装結果と組み立て
RGはパーツが多くて小さくて、部屋とベランダ行き来してる間に無くしそうだったので、今回はランナーまるごと塗装してみました。
それについてのメリット・デメリットは後日まとめる予定です。
レビュー記事
ランナーまるごと塗装のメリットとデメリット
(構想段階)
白いパーツ
黄色味を完全に隠すために黒を吹いた後に、シルバー、グランプリホワイトと塗っています。
下地のシルバーを変えたせいか思ったより真っ白になってしまいました。
奧の輪っかのパーツのエッジとか、下地のシルバーが見えていて、ほんのりチタニウムフィニッシュっぽいですね。
金色のパーツ
オオッ!!
シルバーの上にゴールドを塗ったんですが、下地のシルバーがかなり明るい色になったせいか、すごくリッチな金色になりました。
写真じゃ分かりにくいですが、段々になったエッジの部分とか少し銀色がのぞいていて、すごく良い感じです。
赤いパーツ
うーん。
思ってた色には似ても似つかないんですが、トールギスの赤としてはすごく似つかわしい色になってしまったので、喜んでいいのやら。
シルバーの上にモンザレッドだったんですが、チタニウムフィニッシュの赤の再現はまたの機会ですね。
青いパーツ
いや、青じゃないんですがかなり青くなってしまいました。 シルバーの上にダークブルーです。
シルバーが明るくなった影響でかなり青味が目立っています。 そしてまたもや、チタニウムフィニッシュトールギスのこの部分の色に思っていたより近付いてしまったという。
エッジのシルバーがほんのりチタニウムフィニッシュ感。
グレーのパーツ
オオッ!!
こう、なんと言えばいいのか、「ジャリッ」とした質感ですごく金属っぽい感じになっています。 これはメタリックグレイを吹いただけです。
内部フレームのランナーには毎回これぶっかけてもいいかもしれない。
にしても。
実生活で見る金属って全部つるっとしてるのに、どうしてザラザラした方が金属っぽく感じるのだろう。 不思議だ。
黒いパーツ
シルバーの上にブラックです。
綺麗な光沢で、モールドのシルバーがチタニウムフィニッシュっぽい感じ。
組み立て
まずは部位ごとにパーツを切り出し↓。
やはりRGはチマチマしたパーツが多いので、パーツごとに塗装しなくて良かったです…。
各部の組み立て↓。
このケース、超オススメです。 仕切りを外してスペースを広げられるので、MGでも使えます。
完成↓。
塗装しなかった白パーツが寂しい感じだったので、予定になかったのですが一部墨入れ↓を行いました。
仕上がりの確認
反省点
白も塗ればよかったなと。
光沢があるのでそれっぽくはあるんですが、黒の光沢に比べると見劣りしています。
見える面積が一番大きく、光沢があるだけでエッジも白いので全然チタニウムフィニッシュ感がありません。 下地シルバーで白を塗っていればもっとチタニウムフィニッシュ感出せたんじゃないかと思いました。
あとは、黄色を塗り直した色があまりに白くなりすぎました。
シールドの縁が超ライトグレーなんですが、言われないと分かんないくらいのコントラストしかないです。
スプレーけちるにしても持ってる中からガルグレー使えばよかったなーと。
アニメカラーへの変更点
まずは前面のこの部分が白から黒に変更されています。
白にすべきか分からなかったランナーAの9番はこの↓部分で露出していました。
……ん?
見なかったことにしよう。
お次はバックパック↓。
大部分が真っ黒になりました。
いいですね。
もうひとつ問題だったランナーAの19番。 中央のアーマー2枚↓の裏打ちがA19です。
裏からみるとこんな↓感じ。
実際とは異なる配色になりますが、アーマー4枚が同じ配色になっていてむしろこっちの方がいいんじゃないかなーとか。 個人的には塗ってよかったです。
メタリックグレイがすごく良い!
内部フレームや裏打ちに使われているグレーのパーツをメタリックグレイで塗ったのがとても良かったです。
シールドの裏↓。
腰部アーマーの裏↓。
バックパック↓を展開するとそれはもうすごい。
展開し忘れていますが、腰部アーマー4枚も全て展開します。
用途的に派手に見える部分じゃないですが、チラ見えした時の質感がとてもかっこいいです。 これは毎回やってもいいんじゃないかと思いました。
塗っていなかったらこんな↓質感だったかと思うと…。
この用途ではガンメタルという色が人気らしいんですが、どこも品薄で取り寄せしてるのにまだ届いていません。 もうひとつライトガンメタルという色があってこっちは買えますがちょっと明るい色です。
そんな場合はメタリックグレイもかなり良い色なので、買えなくて困ってる場合はアリだと思います。
シールドは失敗がてんこ盛り
まずはデカール↓。
色は頭部背面↓と胸部ダクトの3箇所に使われている金色に合わせました。
光が当たっていなくても金色っぽくなるようにグラデーションを入れていて、色はけっこう気に入っています。 下地が白なので発色も良いです。
問題は位置と角度がちょっとズレているのと、追加で貼ったEW版付属の赤字がうるさい感じです。
素人感覚で足せばカッコイイと思ったのにダサくなった良い例です。
貼るにしても外周に貼るとかすれば良かったなーと。
こいつらを貼ったせいで、エンブレムのズレが感覚的に理解しやすくなっているのも失敗ですね。
あとは最外周の元々黄色だったパーツ。 思ったより白くなったせいで色の差が分かりにくいです。
墨入れの結果
墨を入れたのは、まず顔の鼻?髭?の部分↓。
頬部ダクトは液体塗料でやると悲惨なことになりそうだったのでスルーしました。
上半身の次の箇所↓。
○を忘れていますが、腰部側面のアーマーにも墨が入っています。
背面の胴体↓と腰部アーマー。
背中は良い感じにこちゃこちゃした感じで気に入っています。
あとはシールド↓。
これらは良くあるエナメル塗料で墨入れして、エナメル用うすめ液で拭き取るという方法を真似しました。 僕みたいなのがやっても失敗しにくい、すごい技術ですねこれ。
色はシルバーを使っていて、これはチタニウムフィニッシュの感じを後付けで出せないかという実験だったんですが、本物↓とは似ても似つかないです…。
もっと薄いグレーを使った方がいくらか似そう。
RG トールギスはおすすめ?
好きなら買って後悔はしないと思います。
というかたぶんRGはどれも大当たりなんじゃないかと思ってます。
ドーバーガン、背部と腰部のバーニアと言ったトールギスの魅力が1/144ながらもカッコ良く再現されていて、
メインの白いパーツに光沢があって何もしなくてもリッチな感じなのに、値段はRG標準価格の2,750円。
アニメカラーは限定版ですが、白と黒の2色のスプレー(合わせて1,000円ちょっと))を買って来ればランナーまるごと塗装で簡易に再現可能です。
入手性はそこまで良くないですが、たまにAmazonでも定価ジャストくらいになる時があるので、ちょこちょこチェックしてれば定価で買える可能性があります。
急ぎじゃない場合は2021年11月に再販があるみたいです。