今回はおうちで作るラーメン「利尻昆布(りしりこんぶ)ラーメン くろおび」のレビューです。
ラーメン大好きなんです。
コロナ禍の中()、Uber Eatsなどのデリバリーサービスでできたてのラーメンを届けてもらえるようになったり、「宅麺.com」なるサイトでいろんなお店のラーメンを家で作れる形で取り寄せできたりと(以前からあったのかもですが…)、
家でおいしいラーメンを食べたい!
というラーメン好きの悲痛な叫びがどんどん解消されてきています。
そんな中で以前から興味のあった「利尻昆布ラーメン くろおび」を食べてみました。
ちなみに「コロナ禍の中」というのはテレビでジャーナリストが使っていた表現で、面白かったので真似してみました。
「利尻昆布ラーメン くろおび」って何?
「利尻昆布ラーメン くろおび」は東京都の西新橋に店舗をかまえるラーメン屋さんのようです。
公式サイトによると、「最高級・利尻昆布を贅沢に使った化学調味料一切不使用の安心して食べられるラーメン」とのこと。
利尻昆布って何やねん。
と調べてみると、北海道の利尻島などで取れる昆布らしいです。
食べてみた感じは上品な醤油or塩スープでした。
産地や素材の厳選は僕たち消費者にはイマイチよく分からないので、画面越しに見るとただのあっさり醤油ラーメンなわけでして、とりわけ目立ったとこもないんですが、それでも僕がこのラーメンに興味を持ったのには理由があります。
「利尻昆布ラーメン くろおび」を運営している会社名が…
株式会社竹田恒泰事務所ッ!!
そう、あの明治天皇の玄孫(やしゃご)、
竹田恒泰(つねやす)さんの会社です!
画像はたまたま見ていたYouTubeの【公式】竹田恒泰チャンネル 2からで他意はないです。 いや、ありますね。
僕はこういう顔して話してる時の竹田さんが一番好きです。
思想的にかなり尖った人なので大好きな人と大嫌いな人で極端に別れそうですが、僕はその思想を全面肯定はしないものの「好き」の方なのでラーメンにも興味をもった次第です。
竹田さんと言えば「そこまで言って委員会」のイメージでしたが、YouTubeも面白いですよ。 ライブ配信かな?で竹田思想を自由にしゃべる動画がメインになっていて、だらだら見るのが苦手な人は興味あるテーマだけをサクッと見れる切り抜きチャンネルもあります。
あとすごくオススメしたいのが竹田学校というシリーズ。 神話の時代からの日本の歴史を竹田節全開で語ってくれてます。 非常に長いシリーズで僕はまだ縄文時代を抜けれてません。 学校ではあまり習わない部分も出てくるので、日本人として常識として知っておいた方がいいかなーというのと、
女神転生シリーズが好きな人も必見です。
「利尻昆布ラーメン くろおび」の注文方法や値段とか
「利尻昆布ラーメン くろおび」の注文方法
公式サイトに通販機能もあるのでそこから注文します。
麺もスープも具材も生状態で届くので、「何月何日生産分」というちょっと変わった注文形態です。
ラーメンの味は2種類あり、最小単位で「塩2食」「醤油2食」「塩1食、醤油1食」の3パターンから選べます。
塩2食+醤油2食が欲しい場合に「塩2食」「醤油2食」でカートに入れると「同時購入できない商品がカートに含まれています。」と出たので、おそらく送料が2回分かかるんじゃないかと思います。 その場合は「塩1食、醤油1食」を2セットで注文すると1回分の送料でいけました。
「利尻昆布ラーメン くろおび」の値段
いやー…高いんですよね…。
利尻昆布ラーメンは1食1,300円(税10%込)で、宅麺.comをざーっと見てると1食1,000~1,200円くらいだったのでそれより高いです。
うちのラーメンとそんなラーメンを一緒にするな!
と竹田さんに怒られそうですが。
おまけにそこから送料が全国一律1,200円。
なので、最小単位で頼んだ場合、2食で2,600円+送料1,200円=3,800円となり、1食あたり1,900円というブルジョアラーメンです。
僕は今回4食で注文したので、ラーメン5,200円+送料1,200円=6,400円なので、1食あたり1,600円。
こんな高いラーメン買ったって言ったら怒られるので家族には2食で1,300円と嘘つきました…。
「利尻昆布ラーメン くろおび」のパッケージとか
「利尻昆布ラーメン くろおび」専用の段ボール↓に入って、クロネコヤマトの冷蔵便で届きます。
(冷凍じゃないです)
箱を開けるとこんな↓感じで、割り箸と説明書。
中身↓。
麺とネギ、具材(チャーシュー、煮玉子、メンマ)です。
その下にはスープ↓。
梱包は当然しっかりしていて汁漏れなどはありません。
1個だけ気になったのがコレ↓。
ネギが袋に入ってるだけでパックされてないんですね。 これじゃすぐに酸化してとうが立ってしまいます。
まぁ、
酸化する前にはよ食えよ。
ってことかもしれないですが、その他の部分のクオリティと比べるとちょっとびっくりした部分でした。
「利尻昆布ラーメン くろおび」の味とか
うちの家族はお料理学校の教師や食品のバイヤーなど、僕以外全員が飲食関係の人でして、食に関して非常にうるさい奴らばかりです。
あ、僕は雑食です。
僕がよくロケットニュースとかで紹介されてたのを通販で取り寄せるんですけど、
味が濃すぎるわね。
Oh... 残りはユーが食べなさいヨ。
二度と買ったらあかんで!!
と、まぁ100%何かしらのケチが付きます。
ところが今回は、
一切のケチが付きませんでした!
こんなことはリアルに初めてです。
スープは非常に上品な味。 これが利尻昆布のパワーなんでしょう。
ラーメンやうどんを取り寄せるとだいたいの場合は味が濃くて、我が家ではお湯で薄めることが多いんですが、そのままで美味しくいただけたのも好印象でした。
さすが明治天皇の玄孫の舌。
育ちがいい人って塩味も旨味も味覚の閾値が低いので、薄味で上品な味を好む人が多い気がします。
煮玉子↓もよくあるラーメン屋さんの煮玉子の味ではなく、お上品な煮込み具合です。 中身もとろっとした状態でキープされていて、最高の煮玉子でした。
チャーシュー↓も美味しくて、脂身の多いとろっとした部位と赤身でぎゅっとした部位の2枚。 厚みも食べ応えがあって、もちろん臭みはありません。
酸化を心配されたネギも「あれ、なんかこのネギ美味いな」と思って調べたら九条葱だったそうです。
強いてケチを付けるならメンマが、
ちゃんと竹の子から作ってんぞ!
と言わんばかりの形状になっていて、びろんと長いです。 ちょっと食べづらいのが難点。 味は当然美味しかったです。
「利尻昆布ラーメン くろおび」はオススメ?
この手の商品ではびっくりするくらいの完成度だったので、味についてはオススメします。 濃い味ではなくて上品な薄味が好きな人に特にオススメ。
いかんせん、値段が高いですよね。
デメリットはほんとに値段だけだと思うので、1食1,500~2,000円くらい出してもいいと思えるならぜひ食べてみてください。
我が家ではリピートに関しては、
…たまにやったらええよ。ほんまにたまにな。
と、これまた異例の判決。
竹田さんにお願いしたい!
ネギの梱包についてもなんですけど、竹田さんに是非聞いて欲しいことがあります!
どこかの動画で支店出店を考えてるって言ってましたよね。 福岡は無理って言ってましたよね。
これたぶん、福岡はとんこつラーメンの有名店が多すぎるから商業的に厳しいという判断かなと思うんですけど、
この味なら絶対に勝負できます!
福岡の人間は確かにとんこつラーメンが好きですが、とんこつラーメンだけを食べたいわけじゃないんです!
そして、とんこつ以外のお店がめちゃくちゃ少ないんです!!
そういう背景か、特に最近、鶏白湯スープのラーメンや、竹田さんのような上品な醤油・塩のラーメンが増えてきています。 アクセスの悪い場所で個人でやってる店にも行列が出来たりしています。
是非とも福岡出店の検討を!!
あ、博多駅近辺だと嬉しいです。
あ、あとネギの梱包もお願いします。