2020年の夏はネッククーラーだ!4000円で買える快適な夏

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人類はとうとう野外の猛暑も克服してしまったのかもしれない!

今回は首にかけるタイプの扇風機、ネッククーラー(でいいのか?)の紹介をします。

途中、悪ノリで酷評している部分がありますが、

性能にも値段にも大変満足しています!

それを踏まえて最後まで読んでもらえると嬉しいです。

ネッククーラーとは何か

見てもらった方が早いですね。

僕が装着した図だと何かと汚い感じになるので、箱の裏のおねーちゃんをパシャリ。

カチューシャみたいな形状のクーラーを首にかけて、そこから冷風が出てきます。

昨年流行った手持ち扇風機と違い、今度は手に持つ必要すらありません

その分パワーや連続稼働時間が減ったのかというと、そういうわけでもなく。

風量:強にするとうざったいくらいの強風に、風量:弱なら6時間も連続使用できるという『打倒!熱い夏!』全力な商品です。

購入したのはGlaskelon?のネッククーラーmini?

いやーw
これがねーw

ちょっと分かんないんですよねーw

購入したAmazonではメーカー名のところに「Glaskelon」とあったんですが、検索しても会社のページ出てこないし、何より商品のパッケージに「Glaskelon」の記載がありません。

Amazonの同一商品と思われるものを見ていても「ネッククーラーmini」と書いていたり、単に「ネッククーラー」だったり、そもそもネッククーラーすら書いていなかったり。 よく分かりません。

ですが、別に僕は素性のはっきりしたネッククーラーが欲しかったわけではなく、「僕に快適な夏を提供してくれるネッククーラー」が欲しかったわけでして。

その点については非常に満足しているので、そういうつもりでこの先を読んでもらえると助かります。

不安しか感じないAmazonでのラインナップ…

類似商品を探したことがある人は分かってくれると思うんですけど、まずはこの辺(Amazonのページです)でも見てください。

僕が買ったのと同じ商品っぽいものが何故か複数の商品に分かれて並んでいます。

上の真ん中と下の右とか、箱も写ってるしどう見ても同じものでしょ?
でも販売元は「WHXMTJC JP」と「ALISOL BEAUTY」で別なんです。

この時点で、

????

な感じだったんですが、さらに追い討ちをかけるようにコレ↓。

「【MusenJP】のみが正規品を販売しています」と書いてあります。

ってことは何…?それ以外は偽物!?

かと思ったら、この「【MusenJP】のみが」と主張している販売元がMusenJPじゃなかったり(ALISOL BEAUTY)、当のMusenJPは別にあったり、さらには…

今度は「【WHXSHJ JP】のみが正規品を販売しています」ときました。

ごめん…。

もう全部偽物に見えてきました…

商品名も不安を煽る…

今回僕が買ったやつのAmazonでの商品名を見てください。

「【2020年最新版】ネッククーラー mini ネック冷却クーラー 急速冷却 首掛け扇風機 携帯便利 旅行ファン USB充電式 急速充電 長時間連続使用 3段風量調節 静音運転 お手入れ簡単 熱中症対策 軽量 ネックランスファン ポータブル 人気 おしゃれ 物理的な冷却 瞬間冷却 暑さ対策 両手解放 ポータブル扇風機 携帯扇風機 扇風機小型 -ホワイト」と書いてあります。

なんですかコレwwww

「【2020年最新版】」はおそらく客を釣るための宣伝文句でしょう。 僕も釣られました。 ですが類似品のほとんどがこれ付けてるんですw

全部2020年最新やないか…

お次の「ネッククーラー mini」。
これが商品名?なんでしょう。

次の「ネック冷却クーラー」。
これは分類ですね。 「電子レンジ」「冷蔵庫」みたいな。

「急速冷却」以降は…。
これはなんというか…。

よく言えば商品の特徴を羅列。 でもどちらかというと、検索されそうなキーワードを全部詰め込んだだけに見えてきます。

これに不信感を持たずに買う人っているんですかね。

最後の「ホワイト」は本体カラーだと思うんですが、ホワイト以外は選べないっぽいです。

商品情報が他の商品に比べて少ない

Amazonで商品を見る時、ちょっと下へスクロールすると「商品の情報」というのがあってですね。 ここでメーカー名や型番、細かい仕様なんかを確認できるんですね。

僕が最近購入したのだとコレ。 パソコン用のLANカードです。

メーカーは「ASUSTek」、型番は「XG-C100C」、はっきりと書いてあります。

ところが今回のネッククーラー

そもそも「商品の情報」がないんです。

Amazonに登録された登録情報のみ。
「商品の説明」という項目はありますが、メーカー名・型番は書いてません。

つまり「どこのメーカーの何という型番の商品なのか」がよく分かんないんです。

ページ上部に「Glaskelon」というリンクがあるのでこれがおそらくメーカー名。 商品名は先ほどの「ネッククーラー mini」なんでしょう。

ですが型番は分かりません。

ネットで「Glaskelon」と調べてみてもAmazonやメルカリ、ラクマといった通販サイトが出てくるだけで公式サイトは見つけられませんでした。

ごめん…。

もう不安しかありません。

商品説明の日本語がとても怪しい

【首にかけて涼しいネッククーラー】

2020年最新モードmini ネック冷却クーラー。 人間工学デザイン、また高密度シリコン素材を採用して、わずか220gになり、長時間に使用しても負担になれません。 羽無しで髪に引っかかると落下の心配なくなり、首周りで48個吹き出し口を採用しており、顔の全週にも整え、メイクに崩さないお子供さんや高齢者様も安心してお使いいただけます。

【瞬間冷却&涼しく快適になる】

熱交換、ハイテクノロジーは新しいトレンドを導きます。 冷たいアルミニウムが熱を吸収し、アルミニウムブロックが熱を放散し、そして物理的な冷却が冷えるので、暑い日の涼しさを楽しむことができます。 半導体冷凍技術採用、熱力学の第二法則を使用して、半導体冷却チップによって生成された電流は、温度差を形成し、熱エネルギーを交換し、そして瞬間的な冷却を達成するために2秒間で肌に冷たさを伝えます。

【強力なバッテリーと柔軟な充電&静音作業】

長持ちするバッテリー寿命、風のあたるところまで。 2時間充電する2つの1800mAhリチウムポリマー電池を内蔵していて、仕事や買い物をする途中であろうとなかろうと、3〜6時間持続できます。 あなたはほとんど何も特に穏やかな風を聞くことができない、働くときファンは非常に静かです。 仕事中、読書中、または睡眠中に、邪魔になることはありません。

おそらく日本語に不慣れな方が書いたんだとは思うんですが…

訳が分かりません…。

そもそも偽物なんてあるのか?

みなさんコレ、どう思いますか?

例えば、「Panasonicが画期的なポータブルクーラーを開発しました。めちゃくちゃ冷えますがお値段10万円です。偽物が出回っているので注意してください!」みたいな話だと、

うわー、偽物出回ってんのかー

となるんですが、公式サイトもすぐに見つけられないようなメーカーの、2020年に出たばっかりの、たかだか数千円の商品。

偽物なんて出回るんですか?

僕はただの宣伝文句のひとつとして捕らえました。

きっと偽物なんて存在してないか、全てが偽物のどちらか。

結局どれを買えばいいのか?

写真が同じものは全部同じ商品だと思うんですよねー。

なので見た目が同じ感じの中から一番安いのを買えばいいんじゃないかと思います。

不安な人は「正規品」と書いてあるところや、口コミが多いもの。

僕が買ったのが間違いないと思ってくれるならコレです。
実は狙ってたのとは違うものを買ってしまっていましたが、商品については今回レビューしているものが届きます。

日本製のネッククーラーはないのか!

もうね…。

こんな状態じゃどれも選べないんで、パナソニックでもシャープでも三菱でもいいんです。

安心して買える日本製はないのかあああ!

検索すると見つかりました。

富士通のコモドギアという商品。

見た目も未来的でかっこいいです。

やるじゃん富士通!
多少高くても買うよ!

と思って調べていたら、どうも企業向けに出している商品のようで、個人では買えなさそうな感じ…。

残念…。

本当に残念だ…。

個人で買える日本製もありました

たまたま見つけました。

Googleで「ネッククーラー」と検索するとサジェストに「ネッククーラーNEO」が出てくるんですね。

ネッククーラーNEOはTHANKOという日本の会社の商品で、公式サイトもあります。 アキバに実店舗もあるそうです。

Amazon内でも「商品モデル番号: TK-NECK2-BK」とちゃんと型番の記載あり。
登録名も「THANKO ネッククーラーNeo TK-NECK2-BK ブラック」と怪しさがない。

どうよ!この安心感!

ただですね…。

こちらの商品、モバイルバッテリーと接続しながら使うものらしいんです。

首にポッとかけてさっとブーンとはいかない。 ポケットとか鞄に入れたバッテリーとケーブルでつながないとダメ。

めちゃくちゃ興味はあったんですが、お手軽さが損なわれるのは困るので断念しました…。

SONYが出してた!

ネッククーラー付けてドヤ顔で知りあいのところへ行ったら「SONYが出してますよ」って言われて初めて知りました。

SONYがネッククーラー出してます。

Amazonでの登録名も「[ソニー] REON POCKET レオンポケット」と堂々とした感じ。

ただ、値段がかなり高い(2020年6月末時点で16,000円くらい)のと、口コミがあまりよくないんですよね…。

う~ん…。

今回買ったやつに満足できなかったら次はこれを買ってみようかな…。

ネッククーラーminiを選んだ理由

積極的すぎる宣伝が逆に怪しく見えてどれも選びにくい状態だったんですが、モノ自体は欲しかったので僕なりに考えて選んだのがコレです。

選んだ理由としてはまず第一に、調べても詳細不明とは言え、メーカー名の記載がありました。 中にはメーカー名すら不明なのがあるのでこれはプラスポイントです。

お次は、商品の説明欄に重さや動作時間、バッテリー容量などの詳細が書いてあった点です。 よく見ると【重さ】は約200gなのに【サイズ】のところには約220gと書いてあったり、実際に測ってみたら250gだったり怪しい部分はありますが、書いてないよりはいくらか信頼できます。

最後に、僕が調べた6/26時点では英語圏の方からの口コミが150件くらいついていました。 新商品だからか、類似商品はレビューが全くと言っていいほどないんですよね。

ところがこれにも不審な点はあって、Amazon.co.jp での取り扱い開始日が2020/6/25になってるんです。 たった1日で150件も口コミつくか~?という点。

ただ、これには好意的な解釈もできて「Amazon.co.jp」での取り扱いが一日前だったのかなと。

それ以前に海外Amazon(Amazon.comとか)で売られていたなら何件レビューついてようがおかしくはありません。

ところがっ!!

今見たらレビューが全部消えてます。

え…あれ…?

たぶんですね…

調べてた時にはコレ(レビュー186)を見てて、買う時に間違えてコッチ(レビュー0)を買ってしまったんだと思います…。
(写真が似てます…)

ですが、宣伝の文句がうさんくさかろうと、レビューの数が少なかろうと、違う商品買ってようと、

要は届いた商品がいい物だったかどうかです!

こっから先は本体のレビューに移ります。

ネッククーラーを解封!そして中身のチェック

よーし、ここからは褒めて褒めて、褒め倒すぞー!

といきたいんですが、もうちょっとだけ不満が混じります。

梱包はけっこう酷いです…

最終的に出てきたのはこんな↓箱。
(もうこの時点で箱が凹んでるの分かるでしょ…)

これがね…航空便で送られてきたんです…。

にもかかわらず、梱包はこんな↓ペラッペラのビニール1枚!

正気か…。

案の定、箱はちょっと凹み気味。 僕も凹み気味。

幸いなことに中身は無事のようでした。

中身は本体とケーブル、マニュアルのみ

中身は本体と箱がひとつ。

箱の中身↓はケーブル。

最近よく見るType-C端子ではなくて、Type-BのMicro USB端子。 一昔前のAndroidスマホとか、PS4のコントローラのやつです。

それとマニュアル↓。

残念ながら日本語はなく、中国語?と英語のみ。 絵が多いのでなんとなく言いたいことは伝わってきます。

本体の仕様と構造

マニュアルに詳細が書いてありました

型番 S01
サイズ 182x257x66mm
重さ 220g
容量 1800mAh
入力 5V-1A
出力 5W

ななな、なんと!

あれだけ探しても分からなかった型番が書いてありました。 「Glaskelon」という会社の「S01」という商品だったみたいです。
(いや、箱にもマニュアルにも「Glaskelon」とは書いていないんですけども)

サイズに関してはちょっと謎でAmazon掲載の内容↓と一致していません。

マニュアルに書いてあるサイズは箱の実寸と一致しました。 が、Amazonの方は一致しません。

本体サイズを書いてるのかな?と思って測ってみましたが、本体は225x168x55くらいでした。

「225×168」の部分は本体の開き方で大きさが変わるのでAmazonサイズになる場合があるのかもしれませんが、「55」の部分に関しては完全に謎です。 メジャーでテキトーに測っているので精度は低いのを考慮しても、絶対に64mmはありません。

電源容量もAmazonの方には謎の「*2」がついていますね。 よく分からん。

本体の構造

いかにも風が出てきそうなココ↓!

ココは吸気のようです。

風が出てくるのはこっち↓。

写真からも分かる通り、かなら首の後ろの方までカバーしています。
(後ろの方はほとんど風が出てきません)

電源ボタンで3段階の風量調節が可能

電源ボタンは首にかけた時の左手側にあります。

1回押すと「風量:弱で起動」。
もう1回押すと「風量:中に変更」。
もう1回押すと「風量:強に変更」。
もう1回押すと「電源オフ」。

この4段階でループします。

充電は左手の裏側のコネクタから

充電ケーブルを挿すコネクタも首にかけた時の左手側にあります。

裏側にあるので使用時には見えません。

コネクタはMicro USB Type-Bですね。

使用感

涼しさにはかなり満足

いやー、十分じゃないですか?これ。

風量:弱でもちょっと涼し目(2020年6月末)の今なら十分過ぎる快適さ。

ポータブルでこれ以上は無理でしょ。

クーラーの効いた部屋にいるほどの冷却感はないですが、去年流行った手持ち扇風機よりはだいぶいいです。

何より手に持たなくていいのがとても素晴らしい

風量についてはさらにあと2段階の変身を残しているので、猛暑が来てもけっこう頑張ってくれそうです。

付け方の注意点として、ちょっと開き気味につけた方がいいです。

そうすると首、頬と風が当たるようになって体感温度がだいぶ下がります。 近づけすぎると首元でつまった感じになって、全然涼しくありません。

角度はこの↓方向と

この↓方向。

かなり自由に調整がきくので、一番冷える位置と角度に調整してみてください。

出てくる風は冷たいのか?

Amazonの説明を見るとこんな↓感じ。

半導体冷却チップによって生成された電流は、温度差を形成し、熱エネルギーを交換し、そして瞬間的な冷却を達成するために2秒間で肌に冷たさを伝えます。

体感としてはどうなんだろ。

周りの空気より冷たい風が出てきてるのは間違いないんですが、こいつのおかげで冷えた風になってるのか、動いてる空気なので冷たく感じるのかはちょっと分かんないです。

どちらにせよ、体感では涼しい風が来てます。

たまに揺れた感じ?がする?

共振なのかモーターの具合なのか、たまに揺れた感じ?引っ張られた感じ?がちょっとあります。

じっとしてると少し気になるかなー程度なので、そんな大げさに言うほどのものでもないです。

重さについて

マニュアル記載の220g、Amazon記載の「約200g」と「約220g」。

モヤモヤするので測ってみます。

まずはその辺にホッ散らかっていた箱を載せてメモリをゼロにします。

次に本体を載せます。

248.5gです。

……えっ!?

えーと……

これはアレかな。

充電したせいでバッテリに電子が溜まって重くなったのかな。

電子1個の重さが約1×10の-27乗グラムくらいみたいなので、30グラムの増加だから約3 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000個の電子が入ってるってことかな。

見なかったことにしよう。

だいたい200gくらいなので、重いってことはないと思います。

首や肩が疲れたりはしていないです。

音の大きさについて

部屋でテストした時は、正直なところ、風量:弱でも「ちょっとうるせえな」と思っていました。

外で使っている時には全く気になりませんでしたねー。

風量:中くらいまではまぁなんとか。

風量:強は電車・バスとかの混雑したとこでは気を遣うかもしれません。

発送には1週間ほどかかる

6/26に注文して7/3に届いたので1週間かかってます。

ちゃんと注文時に発送予定についても説明はありました。

Amazonプライムの翌日発送に慣れている人はちょっと注意ね。

まとめ

Amazonで見ている時は不安の方が大きかったですが、この値段でこの性能。

買って後悔する人はいないでしょ! たぶん。

僕的にはコスパだけじゃなく、性能面でも、間違いなく、

買い、です!

今はなんでもかんでも、すぐに転売、品薄、高騰になるんで、目を付けてた人は急いで買っておいた方がいいと思います。

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シェアされると恥ずかしいのでしないでね。